【写真集】木口亜矢写真集「目隠し」
作品紹介
2009年12月12日に発売された木口亜矢の3rd写真集。
本作は現代の迷宮・上海を舞台に「今、全てをあらわに!」とばかりに、
セクシーな衣装を纏い「あやカーブ」と称されたくびれを、
そして肢体を存分に披露している。
なお、タイトルの「目隠し」は黒のレース素材でできており、
木口亜矢の顔を完全に隠していないのがポイント。
衣装もスケルトン系が多く、よりセクシーに魅せる作品となっている。
萌えポイント
とにかく木口亜矢さんのセクシーさがいいですね♪
端的に言ってしまうとそのひと言に集約されてしまうんですが、
それだけだとレビューにならないので、もう少し補足していくと・・・
まず世界観。
上海の中でも華やかな場所ではなく、古びた建物に裏町という、
どことなく虜囚を思わせるような舞台設定。
次に衣装。
表紙のようなシースルーの背中開きの衣装から始まり、
コルセットを思わせる下着や、浴衣、
さらにはノーパンでの白いチャイナドレスや、
赤のシースルーのチャイナドレスに、白の下着に黒のボンデージと・・・
種類が豊富な上に、どこかしらのパーツがきれいにみえるものが多く、
木口亜矢さんのセクシーさをより際立たせている。
最後に木口亜矢。
本作では笑顔のカットが極端に少なく、
こちらをじっと見る感じのカットが大半を占めるが、
正面からじっと見てくるものがあれば、流し目であったり、
時に物憂げな感じであったり、挑発的であったりと、
目に表情があるのがポイント。
さらに、スタイルについては申し分なく、
薄い布からも胸の形はわかるが、見えそうで見えないバストトップは、
やはりドキッとさせられるし、横乳や背中の見せ方も素晴らしい。
そして何よりウエストラインのカーブが美しく、
写真の陰影によってうっすらと浮かび上がる腹筋の影が艶かしい。
最初に戻るが、本作はとにかく木口亜矢さんの美しさ、
そして、セクシーさを存分に味わえる一冊と言えるだろう。
残念ポイント
本自体にもう少しボリュームがあればとも思うが、
衣装の種類であったり、作品自体の完成度を考えると致し方ない・・・かな。
あと「残念ポイント」というのが適切かどうかはわからないが、
わかりにくい、或いは難しい作品・・・とも言える。
結局のところ、写真集の設定とかっていうのは、
本来、読者が写真を見て各々が想像していくものなのだろうが、
活字付きのグラビアや、色鮮やかな写真を見慣れてしまうと、
圧倒的に情報量が少ないと感じてしまう。
特にインパクトのある、わかりやすいカットというものがなく、
そこはかとなく漂う感じなので、
じっくり見ていかないと見落とす危険性もある作品・・・です。
月刊シリーズほど偏ってはいないけど、芸術よりと言えなくもないので、
見る人の捉え方ひとつで評価が変わる一冊とも言えます。
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あとがき
昨年12月発売の写真集を何故このタイミングで?
・・・そう思われた方も多いと思いますが、
なんとなくレビュー記事を書いたつもりになって忘れてたってのが、
半年以上も眠らせてしまった原因です。。
実は・・・そんな写真集がもう1冊あったりするんですが、
それはまた近いうちに改めて紹介しようと思ってます。