【写真集レビュー】小瀬田麻由写真集「抱きしめたい」
小瀬田真由ファースト写真集「抱きしめたい」のレビュー・感想
これまでに発売した2作のイメージDVDが、Amazonランキング1位を獲得というグラビア界の新鋭、小瀬田真由さんのファースト写真集が発売されました。
個人的に、小瀬田真由さんのルックスって巨乳グラビアアイドルの中ではトップクラスだと思っているし、表紙からもわかる通りファースト写真集からかなりの露出も期待できそうだったので、所謂表紙買いです。
まず、タンクトップ姿でしっとり汗ばんだ感じ、少し薄暗い中で、彼女の吐息が聴こえてきそうな感じ雰囲気で展開されるわけですが・・・
タンクトップからもりっと弾けんばかりのバスト、そこからググッと引き締まったウエストときれいなおへそ。そして艶っぽい表情の小瀬田真由。
なかなかいいじゃないか・・・と思いながら見ていたら、続いて赤紫のビキニ姿。撮影場所は浴室なんだけど、薄暗いテイストは一緒。続いて白のビキニでベッド。そしてノーブラ手ブラ。いいんだけどやっぱり薄暗い。
と、薄暗い感じのカットがずーっと続くんで、スタジオ撮みたいな明るい場所で撮影された笑顔の小瀬田真由さんが見たいなぁってなってきます。
てか、なんか薄暗いの長ない?って気にすらなってきます。
そして、チェック柄のビキニで笑っている小瀬田真由さんが出てきてようやくほっとする・・・みたいな。S字カーブもすんごいし、ビキニが小さくて入りきらない下乳とか素晴らしい!!
ようやく普通の表情だったり、表紙のシチュエーションでのカットなんかも出てくるんですが・・・気を抜くとすぐ薄暗いテイストになっていくのはカメラマンのこだわりなのかどうかはわかりませんが、そろそろ「ええ加減にせぇ!」って感じになってきます。
要するに小瀬田真由さんという素材は素晴らしいんだけど、カメラマンがそれを活かしきれていないというか、演出面での見せ方がワンパターン(演者の表現力がという意味ではなく、あくまでもすぐ薄暗い感じに持っていこうとする演出という意味なので、くれぐれも誤解のないように!!)なせいで、本当だったらワンランク上の出来になるはずのものが、割と普通の作品になっちゃった・・・って感じ。
これはもう完全にカメラマンのエゴと、編集が凡庸だったせいだと言わざるを得ない領域だと思います。
そんな中で小瀬田真由さんはよく頑張ったと思います。
ちゃんと見せ場というか、キラリと光るものを見せてくれたのは、これはもう小瀬田真由さん自身に魅力があるからだし、表現力があるからだと思います。
多分、カメラマンとかは生々しいぐらいの素顔を撮ろうとしていて、そこにもきっちり対応できているので、すっぴんでも十分きれいだし、表情もすごく自然でいいと思いました。
シーツを頭からすっぽり被って寝ている彼女のシーツをめくり、至近距離で彼女を見つめた時の照れた表情・・・みたいな感じのカットとかヤバいぐらいのかわいさというか、実際にそんな表情してくれたら最高だろうなぁって思うぐらいの破壊力があります。特に後半のカメラアングルや表情なんかは色んな事を妄想しながら見ると、なかなかのリアリティーというか、生々しさがあると思います。
もうちょっとファースト写真集ならではの見せ方というか、まずは小瀬田真由さんの基本スペックを実感できるような・・・所謂雑誌のグラビア的なカットを交えつつそこから崩していったり、ナチュラルな表情を見せたりとかに移行していくんだったらまだわかるんだけど、いきなり応用編みたいな感じの写真集なんで、カメラマンの腕前だったり編集だったりというものに対しては大いに不満。
ただ、そんな中でも小瀬田真由さんの素材の良さを感じる事が出来た・・・という点で一定の評価はできる写真集だと思います。
ま、小瀬田真由さんとのふたりっきりの時間・・・みたいなシチュエーションで脳内でいっぱい妄想しながら見るのが正解なんだろうなぁとは思うんですが・・・だからこそ本作って「応用編」だなぁって思っちゃうんですよね。