りさっちのグラビアインプレッション

グラビアや写真集の感想とハロプロや48グループについて語るブログ。

コンセプトがブレてる気がするのだが・・・「AKB48じゃんけん大会公式ガイドブック2015」の感想

AKB48じゃんけん大会公式ガイドブック2015 (FLASH増刊)

毎年選抜総選挙に続くビックイベントとして行われている「じゃんけん大会」・・・

そのガイドブックが今年も発売されました。

ただ・・・選抜総選挙が金にモノ言わせた集票合戦になったとは言え、票数はメンバーに対するレッテルとしてずっと残るし、ある意味その年の頑張りに対するファンのリアルな声・・・といった側面もあるので、メンバーも色々な葛藤を抱えながら必死に頑張るイベントなんですが、じゃんけん大会はたとえ八百長と言われようが表向きは自らの運がモノを言うイベント・・・

ある意味コスプレ大会というか、目立ったモン勝ちのお祭りイベントなので、蓋を開けてみないとどう転ぶかわからないイベントを、その予告編としてどう伝えるのか・・・非常に難しい本と言えます。

AKB48じゃんけん大会公式ガイドブック2015の構成

本作の構成をざっと書き出していくと・・・

メンバーによる座談会、注目カード、そして識者?とかいう人達の座談会と占い。そして、出場メンバーの紹介・・・までは昨年までと大体同じなんですが、今年は「AKB48SKE48NMB48HKT48の研究生44人紹介」と、「NGT48最速名鑑」なるものが後半に出てくるんです。

しかも、本来この大会の主役であるはずのメンバー紹介が1人1/4サイズなのに対して、NGT48名鑑も同じサイズ。研究生に至っては1/2サイズだったり、1ページ割り当てられたメンバーもいたりして、なんだか本末転倒な事が起こっちゃってます。

勿論、有力メンバーはその前の座談会等で大きく取り上げられているのでいいんですが、そうでないメンバーは場合によっては研究生よりもスペースが小さい!!

そもそもこの本ってじゃんけん大会の公式ガイドブックなんでしょ?
で、それに出場するメンバーを紹介してるわけでしょ?
それなのにおまけ的な特集記事に取り上げられたメンバーの方が厚待遇、しかも正規メンバーですらない人を大きく扱うって・・・

だったら「じゃんけん大会公式ガイドブック」とか必要ないというか、「FLASHスペシャル」でいいわけじゃん。昔みたいにじゃんけん大会の結果をまとめたムック本も出さないわけだし・・・

構成からして本来のコンセプトからブレブレじゃん・・・って気がします。

じゃんけん大会について思う事。

今回、初代チャンピオンの内田眞由美さんが表紙と座談会で出てきていたけど、この大会のガチ感はすごかった・・・というか、当時うっちーとかって世間一般には知られていないメンバーで、「マジか・・・」みたいな驚きもあったし、「AKB48=ガチ」ってのを思い知らされたわけだけど・・・

回を重ねていく度に何故か選抜メンバーが当たり前のように優勝するようになり、いつしか「八百長なんじゃね?」と疑われるようになったこの大会。

正直、今年も次世代を狙うそこそこ知名度あるメンバーが優勝するんだろうなぁって思ってます。そう思いながらじゃんけん大会を見るんだろうなって思います。

なんかね・・・

AKB48=恋愛禁止」「AKB48=ガチ」っていうのが公然と掲げられて、イベントの終わりに戸賀崎支配人が登場して・・・みたいな事があって、サプライズが次々起こってっていうある意味プロレス的な感じが好きだったんですよ。

だから、本来なら八百長って思われた時点でじゃんけん大会ってやる意味がない、やめるべきって思わないでもないんですが・・・

今年こそはグレー決着にならない事と、メンバーの登場衣装で驚かせてくれる事、そんなサプライズを期待したいものです。 

AKB48じゃんけん大会公式ガイドブック2015 (FLASH増刊)

AKB48じゃんけん大会公式ガイドブック2015 (FLASH増刊)

 
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