りさっちのグラビアインプレッション

グラビアや写真集の感想とハロプロや48グループについて語るブログ。

マジすか学園2 最終回『青春と気づかないまま』

AKB48メンバー総出演の「マジすか学園2」も遂に最終話となりました・・・
マジすか2の連載も今回が最後となります。

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ついに開戦したマジ女と矢場久根連合・・・
圧倒的な数の差の前に徐々に劣勢となるマジ女の生徒達。

そんな彼女達に檄を飛ばす大島優香・優希の姉妹。
その姿にラッパッパ先代部長 大島優子の姿をみて再び立ち上がるマジ女。

センター(松井珠理奈)の背中を預かるネズミ(渡辺麻友)、病院から戦列復帰したゲキカラ(松井玲奈)、そして続々と終結する旧四天王(柏木由紀小嶋陽菜)に副部長のサド(篠田麻里子)、チョウコク(秋元才加)、さらにはあつ姐のピンチとやってきた鬼塚だるま(なちゅ)・・・

卒業生も含めてオールメンバーが揃ったマジ女の前に動揺の色を隠せないシブヤ(板野友美

そして前田敦子登場!!
彼女がしていた街のチンピラ一掃も罪は罪。警察(高橋みなみ)が待ち構える中で、来るはずがないと思っていた前田敦子が現れ、シブヤとのタイマンに・・・

しかし、答えをみつけた前田敦子の前に自らの敗北を悟り、戦わずして負けを認めるシブヤ。
そんなシブヤにマジ女の校章を渡す前田敦子・・・

そして、仲間達に見送られる中、前田敦子は警察に連行されていくのだった・・・

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・・・というわけで、最後は前田敦子が逮捕されて終わるという、なんだかよくわからない展開で終わった「マジすか学園2」だったんですが、なんとなくシブヤとのタイマンはないんだろうなぁって空気は前回の#11ぐらいから出てませんでした?
なんだかんだで色々とストーリー展開していきましたが、最後は王道というか・・・落ち着くところに落ち着いちゃった感じがしました。

で、「マジすか学園2」の率直な感想なんですが・・・
個人的には前作「マジすか学園」の方が好きでした。というのも前作では前田敦子を主役に据え、親友の死を乗り越えてマジに生きる事の意義を知るという、彼女の成長を描いたストーリーで、戦いを通して友情が生まれ、対立する存在としてラッパッパがいて・・・という構図だったのに対して、「マジすか学園2」になると大島優子のメッセージを受け取ったはずの前田敦子が迷走し、その間にマジ女と矢場久根の戦争を仕掛ける為とにかくネズミがひっかきまわす・・・という展開になってしまい、ストーリーの中心軸がないまま状況だけがどんどん変わっていった感じで、オチとしては「大山鳴動して鼠一匹」といったところ。
そもそもシブヤが戦わない事を選択したまではいいとして、それを矢場久根の卒業生であったり、ハブのメンバーあたりがよく認めたなぁっていう理解しがたい疑問もあって、だったらシブヤを裏切り者とみなして矢場久根メンバーが襲い掛かるところを、マジ女メンバー&シブヤで迎え撃つ・・・ぐらいの方がスッキリしたんじゃないかと思います。

色んなメンバーを出して、それぞれに見せ場を作って、しかもAKB48ファンが喜びそうな台詞を言わすってコンセプトはいいんだけど、マジすか2は色々出しすぎた結果・・・全体的に薄まってしまったように思います。
結局前作のキャラ達が濃すぎて、新メンバーのキャラがほとんど立たなかったってのもあるし・・・

前作のメイキング映像で、体力の限界で立てなくなるまで体を張って撮影に臨んでた前田敦子さんの姿を見てると、ストーリーと全く関係ないところで髪の長さが変わるあたりも含めて、やっぱ前作の方がアツかったなぁ・・・というのを再認識させられた感じですね。

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