夏菜写真集「The Gravure」

作品紹介

NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」で主演を務め、ドラマ・CM等でも活躍している、女優 夏菜さんの1stグラビア写真集です。

帯には「水着、ラスト。」と書かれており、最初なのに見納め・・・という夏菜さんの水着姿がたっぷり掲載された一冊となっています。

夏菜写真集「The Gravure」のレビュー・感想

膝を抱えた（一瞬裸に見える）ポーズから、極小水着に黒い布で胸を隠した見開きから本作はスタート。ベッドで、ビーチで、森でと、様々なシチュエーションで水着姿、下着姿がばんばん掲載されていて、出し惜しみなしといった感じ。
最後という事で、水着姿を存分に見せてくれる夏菜さんの心意気を感じます。

どちらかというと小柄なのに豊かな胸の方に目がいきがちですが、夏菜さんってお尻もきれいで、ちょっと小さめのおパンツにおさまりきれないお尻と太もものつけ根のラインが艶めかしい。

衣装では、黒に胸元がジッパーになってる水着とかかなり際どいと思うし、グレーの下着なんかも意外と生々しくっていいなぁって思います。

・・・が、全体的にアンニュイな表情が多いというか、目線がこっちにきていなかったり、目を見開いている感じだったりで、あんまり良さが伝わってこない。
一体、夏菜さんは何を思いながらカメラの前に立ってるんだろう？って不思議に思えるぐらい、写真から伝わってくるものが乏しく、派手な露出の割にドキドキとしない・・・なんか不思議な感じなんですよね。

夏菜さんって見た目は小柄でかわいらしい感じで、そのくせ胸もあるという・・・水着グラビアやる上では最強クラスのスペックだと思うし、その良さを素直に引き出してくれさえすれば、永久保存版の究極写真集が出来上がると思うんですが・・・本人の意向なのかカメラマンの演出なのかわかんないけど、変にかっこいいとかワイルドとかナチュラルとか、そういう方に傾いちゃった感じで、「本当に夏菜さんの魅力を引き出せてるの？」って聞かれたら「うーん」って応えちゃいそう。

夏菜さんにとっては最後の水着写真集となるわけだから、心技体じゃないけど、お肌の露出と表情（雰囲気なんかも含む）とかががっちり噛みあった作品を出してほしかった気がします。

夏菜写真集「The Gravure」