【写真集レビュー】「月刊NEO 玉置成実」
2月24日に発売されたアーティスト玉置成実さんの最新写真集を紹介します。
作品紹介
月刊NEOシリーズ最新刊にアーティスト玉置成実が登場!!
しかも、セミヌード披露!!!!
・・・という事で非常に話題性があり、しかも大胆な表紙デザインで期待値が高かった本作がついに発売されました。
玉置成実さんといえば、今でこそDIVAっぽい色合いが強いですが、ブレイクのきっかけはやはり「機動戦士ガンダムSEED」や「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のOP・ED曲を歌っていたコっていう印象の方が強いと思うので、ガンダム世代の中でも特にSEEDを観ていた方には馴染みが深い気がします。
←その当時の写真集はこんなイメージでした。
・・・あれから数年。
Wikipediaの略歴を見た感じでは、レコード会社を移籍した以外はずっとアーティストとして活動していたようですが、私的にはガンダムSEEDの頃から一気に現在に繋がった感じでして・・・久々見たなぁっていうのと、随分変わったなぁっていう驚きがあります。
そんな玉置成実さんの最新写真集をじっくりチェックしていきたいと思います。
(ちなみにAmazon.co.jpの表紙写真は肌色が鮮明で艶かしいイメージですが、実物はもっと濃いオレンジがかった色調です。)
みどころ
結論から言いますと・・・いかにも月刊シリーズらしいアーティスティックな一冊と言えるでしょう。
アップが多かったり、逆光で被写体の表情がはっきり見えなかったり、ピンボケしてたり・・・と、これまでの月刊シリーズにありがちな演出は健在で、ストレートに玉置成実さんを見せてくれないモヤっと感は相変わらずって感じ。
ただ、「月刊シリーズだから仕方がない」と一旦ハードルを下げてみると、優木まおみさんに護あさなさん的なゴツさがちょっとだけ加わったビジュアルは、そこそこレベル高いと思うし、黒の手袋での手ブラから見える下乳だったり、椅子の上であぐらをかいたカットの美しさだったり、逆光で表情こそ見えにくいけど、その分筋肉やあばら骨の陰影が浮かぶボディーラインが艶かしかったり・・・と、それなりにみどころもでてきます。
それこそ暴論ですが、スキャンして色調補正をかけさえすれば、かなり見れる写真に早変わりするのでは・・・?ぐらいポテンシャルは高いんだけど、出来上がりが惜しい写真が多い一冊だと思います。
月刊NEO 玉置成実 TAKAKI KUMADA イーネット・フロンティア 2011-02-24 Amazonで詳しく見る |
月刊シリーズってモデルの人選と仕掛けが秀逸だから、前評判と期待値だけで売れてしまう傾向があるけど、もっと満足度を上げる方向で作ればロングテール型でもっと売れる気がするんですけどねぇ・・・