指原莉乃写真集「猫に負けた」 - りさっちのグラビアインプレッション

作品紹介

HKT48 チームHのメンバーでもあり劇場支配人でもあるさっしーこと、指原莉乃さんのファースト写真集です。

「猫に負けた」というタイトルは、沖縄での写真集撮影時にひょっこりやってきた猫に美味しいとこ持ってかれた・・・というエピソードからきたもの。

それを面白がって写真集のタイトルにするあたりに、総合プロデューサーの秋元康氏の遊び心みたいなのを感じます。

なんやかやあってAKB48からHKT48へ移籍し、その後HKT48の発展に大きく寄与。2013年の総選挙では大島優子をおさえて見事1位。そしてHKT48の劇場支配人を兼任するなど、山あり谷ありを経て、色んな意味で48グループの顔・・・と言える存在にまでなったさっしーの「今」を捉えた作品になっています。

指原莉乃写真集「猫に負けた」のレビュー・感想

本作をひととおり見ての第一印象は、「さっしー成長したなぁ」って感じ。
元々、さしこへの改名騒動？があり、グラビアに出始めた頃は、「さしこのくせに」って感じで、「ヘタれかつネガティブキャラのバラエティー担当のくせに、意外とかわいいじゃん」・・・的なイジりで、キャラとのギャップをすごく出していた印象があるんですが、本作ではそういう感じの「盛り」が一切なく、ありのままの指原莉乃・・・というか、カメラの前ですごくリラックスした表情を見せてくれてる感じなんで、その頃と比べたら・・・という意味での「成長」を感じます。

全体的な構成としては、水着カットは全体の1/3ぐらいかなぁって感じで、レオタード、紫系の水着、青のチェック柄の水着、白の水着、淡いピンクの下着っぽい感じの水着がポイントポイントで入っている感じで、それ以外はワンピース系の衣装が多いなぁという印象。
スタイルに関しては脚がきれいで、ウエストも引き締まっているし、ぷりっとしたお尻もいい感じなので、もうちょっと水着があってもいいのに・・・って感じも少々。
（一時期「AKB48＝水着グラビア」って感じでガンガン売り出していたから、ぼちぼち変えていきたいという思惑があるのかもしれませんが・・・）

さっしーのビジュアルに関しては、やっぱみるきー（渡辺美優紀）に似てるよなぁっていう印象で、みるきーが陽ならさっしーは陰って感じ（笑）
良く言えば陰のある美形といった感じで、おすまし系の表情に関しては若干好みがわかれる気がするんですが・・・ちょっとふざけた感じとか、おどけた感じのカットになると、「いつものさっしー」というか、バラエティー番組で見る指原莉乃さんの雰囲気になるんで、私的にはそっちの方が安心して見ていられるかなぁって感じがしました。

総評としては、水着とかを期待すると若干物足りなさを感じるかもしれないけど、指原莉乃さんを推してる方であれば十分楽しめる作品だと思いました。