りさっちのグラビアインプレッション

グラビアや写真集の感想とハロプロや48グループについて語るブログ。

SKE48 OFFICIAL HISTORY BOOK まだ、夢の途中

SKE48 OFFICIAL HISTORY BOOK まだ、夢の途中 (タウンムック)

作品紹介

「私たちはもう、AKB48のライバルにならなきゃいけない」という刺激的な文字が躍る本作は、気鋭のスポーツフォトグラファーがSKE48の躍動感あふれるステージと、その裏側に刻まれたリアルを撮った写真と、名古屋 栄に誕生した「AKB48の妹分」SKE48のこれまでの足跡を綴ったヒストリーブックです。

SKE48の象徴とも言える華やかなダンスパフォーマンスの陰で、彼女たちは何を思い4年間走り続けてきたのか・・・
これまでの4年間が赤裸々に描かれた一冊になっています。

みどころ

ライブ中のメンバーの写真も凄いんですが・・・
本作一番のみどころは、6つのパートから奏でられるHISTORYだと思います。

SKE48が発足してチームSができ、チームKⅡができてメンバー入れ替えがあって、念願のオリジナル公演にたどり着くまでだったり、チームEができて紆余曲折あって今に繋がる・・・そんな4年間の歩みが書かれており、ここまでの道のりが決して平坦ではなかった事が窺えます。

それを乗り越えてステージに立っているからこそ、彼女たちは輝いているんだという見方もできるわけですが・・・

以前、高橋みなみさんのフォトブック「たかみな」を読んだ時も、すごく重みがある本だ・・・って書いた気がするんですが、本作も4年間の重みを十分感じられる本になっています。
(さっと斜め読みして紹介することもできたけど、ちゃんと読み終えてから書こうと思ったんで、その分レビューが遅くなってしまいましたが・・・)

あと、本作の構成もなかなか心憎い感じになっていて、overtureからENCOREとなっていてまるでセットリストのよう。最初が松井珠里奈さんの「SKE48のこと」で始まり、松井玲奈さんの「SKE48のこと」で結ぶ・・・というのも粋な演出だと思います。

そして、SKE48のビタミン娘・・・W松井の下の三女ともいえる矢神久美さんの「卒業という決心」というメッセージがイイ!!
やっぱりSKE48を語る上で、くーみんの存在って物凄く大きいと思うので、これから卒業していくくーみんの為に4ページ設けてくれた事、本当に嬉しく思います。

本作は、「まだ、夢の途中」にいる彼女達がこれまで必死に歩んできた軌跡が詰まったファン必携の一冊だと思います。

SKE48 OFFICIAL HISTORY BOOK まだ、夢の途中 (タウンムック) SKE48 OFFICIAL HISTORY BOOK まだ、夢の途中 (タウンムック)

徳間書店 2012-12-21

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