本田翼1st-Last写真本「ほんだらけ」
作品紹介
モデルとして、女優として活躍中の「ばっさー」こと本田翼さんの写真集ならぬ写真本が「ほんだらけ」
布団がともだち、漫画がガソリンという本田翼さんが、空想の翼を広げる世界というコンセプトで、とにかく本田翼さんの空想の世界をどっぷりと共有できるディープな一冊になっています。
てか、あまりにも自由すぎて写真集ではなく写真本としているところがポイント。
タイトルの「ほんだらけ」というのも「本だらけ」って意味もあるけど、本田がだらけてる・・・っていう解釈もできるのかも。
(「まんだらけ」ってお店の名前をもじったのが多分正解なんでしょうけど・・・)
「ほんだらけ」のレビュー・感想
最初に断っておきますが、これは一般的によく言う「写真集」ではないです。
(だからこそ「写真本」って断りを入れているんでしょうけど・・・)
だから、一般的によくある「写真集」のように被写体をより魅力的に見せよう、表現しようといったアプローチは一切なく、いかに本田翼さんのありのままをみせようか、本田翼さんの空想の世界を表現しようかという点に特化した、かなり異色な作品なんです。
写真本の前半にはほとんどに布団と漫画が登場し、すっぴんの本田翼さんがマンガ喫茶に布団を持ち込み、漫画に囲まれてごろごろ・・・
お部屋でもごろごろ、しまいには公園の芝生にも布団敷いてごろごろ。ブランコに布団を干しながらどてら姿でブランコにゆらゆら・・・
とにかくだらけきったユルい世界観の中で、すっぴんにパジャマや部屋着で、一切の虚飾なしにそのまんまを見せちゃえ!!とばかりに、のびのび色んな表情を見せてくれており、ある意味潔いというか逆に気持ちがいい感じ。
・・・と、かなり自由気ままにやってはいますが、すっぴんでもかわいいものはかわいいし、「お、いいねぇ」という瞬間もあって、やっぱばっさーカワイイなぁって再認識させられます。
中盤は急に「鋼の錬金術師」やら「黒執事」やら「エウレカセブン」やらのガチなコスプレを披露。役のイメージを踏襲した表情で、なんだかんだで相当ノリノリだったのでは?って感じ。
後半もある意味コスプレみたいなもんだけど、今度は現実世界に即したシチュエーションもの。
特に「こんな人間をみることがあるだろうか」と題して、セーラー服姿で食パンくわえて走って通学・・・みたいなカット。これがめちゃくちゃカワイイ!!
その他にも80年代を意識した衣装や、黄色が苦手と黄色い着物を着たカットなど・・・最後までやむことのない本田翼さんの空想世界を思う存分堪能できる一冊になっています。
欲を言えば、本田翼さんをより魅力的に撮り下ろしたグラビア風の写真を集めた写真集っていうのも見たかった気がするけど、逆に本田翼さんのディープな部分に触れる事が出来る楽しい写真本なんで、まあこれはこれでアリなんじゃないかと思いました。
本田翼1st-Last写真本 「ほんだらけ 本田本」 (Angel Works)
- 作者: 本田翼
- 出版社/メーカー: SDP
- 発売日: 2013/10/31
- メディア: 大型本
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