りさっちのグラビアインプレッション

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【℃-uteメモリアル企画①】「℃-uteコンサートツアー2012春夏 ~美しくってごめんね~」の感想

℃-uteコンサートツアー2012春夏 ~美しくってごめんね~ [Blu-ray]

℃-ute解散を知り、何をすべきか考えた

2017年6月
さいたまスーパーアリーナで開催される12周年記念コンサートを持って解散する事となった℃-ute。

「大好きな℃-uteの解散」という、あまりにもショッキングな報告を突き付けられ、その事を受け入れたわけではないですが、team℃-ute(℃-ute推しの総称)になって約3年。活動期間からしたら短かったかもしれないけど、その中でもたくさんの幸せを℃-uteからもらったと思うので、ほんの少しでも恩返し出来たら・・・

というのもかなりおこがましいと思うけど、私が出来る事といえば「自分が感じた℃-uteの良さを1人でも多くの人に伝える」事ぐらいしかないと思うので、拙い言葉、拙い表現ではありますが、ここに書いていきたいと思います。

℃-uteの神髄はライブにあり

℃-uteの良さとは何か・・・

勿論、それぞれのメンバーのビジュアルレベルの高さであったり、それぞれのパフォーマンス・スキルの高さもあるんでしょうが、やっぱり一番はライブパフォーマンス。

メンバーも口を揃えて「ライブが好き」と言っているだけあって、5人でのライブパフォーマンスは圧巻そのもの!!

(それが解散したらもう見れなくなってしまうから、そう考えるだけで喪失感がハンパないわけですが・・・)

私の中の℃-ute

これはもう私の勝手な定義なんですが、℃-uteのライブパフォーマンスを初めて見たのが2013年の初の日本武道館コンサートだったので、私にとっての℃-uteの起点はここ。

そして、℃-uteの過去のライブ映像なんかも遡ってチェックしていく中で思ったのが、デビューした頃のメンバーは当然子供。そして、ほとんど知らない卒業メンバーもいたりする。

勿論、過去を蔑ろにするわけではないけど、昔の℃-uteっていうのが今の℃-uteとはあまりにも違いすぎるから、卒業メンバーには申し訳ないけど、チェックするとしたら今の5人体制になってからかなぁって感じ。

さらに言うなら、まいまい(萩原舞)が思春期を超えたあたりで雰囲気ががらっと変わるので、それをどこからとするかも微妙だけど・・・まあ映像作品の振り返りの起点とするならこの辺からかなぁと思ったのが本作の頃。

岡井ちゃん(岡井千聖)がまだふくよかだった頃なんで、ジャケ写見ると「うわっ」って思ったりもするんだけど、その辺の事も色々ひっくるめて岡井千聖推しをやっているので、そこはまいまいとは違うのかなぁって感じ。

というわけで、いよいよ「℃-uteコンサートツアー2012春夏 ~美しくってごめんね~」の感想に入っていきたいと思います。

℃-uteコンサートツアー2012春夏 ~美しくってごめんね~

本作は℃-uteにとっては約1年ぶりとなる単独でのライブツアーであり、2012年5月4日に中野サンプラザで行われた夜公演の模様を収録したもの。

セットリストのどあたまに、今ならコンサート後半の盛り上がり曲でもある「超WONDERFUL!」を配して勢いをつけた上で、ソロコーナーへ突入。

セカハピ、ダンバコといった定番曲を後半に、最後はナカジマSteady go!こと、「いざ、進め! Steady go!」で締めくくるというもの。

そして、この日の天候は局地的な雨だったらしく、メンバーから突っ込まれる舞美ちゃん(矢島舞美)・・・

というわけで、セットリスト(収録曲)はコチラ。

1. OPENING
2. 超WONDERFUL!
3. かっちょ良い歌
4. MC1
5. ひとり占めしたかっただけなのに
6. 「愛はいつもいつも」
7. 私立共学(鈴木愛理、岡井千聖、萩原舞)
8. 輝け!放課後(中島早貴)
9. SHOCK!(矢島舞美)
10. MC2
11. 都会のネオンが驚くくらいの美しさがほしい(岡井千聖)
12. 行け!元気君(萩原舞)
13. 美少女心理(鈴木愛理)
14. ★憧れ My STAR★
15. MC3
16. セブンティーンズ VOW(矢島舞美、中島早貴)
17. 二十歳前の女の子
18. 世界一HAPPYな女の子
19. 幸せの途中
20. MC4
21. Midnight Temptation
22. 都会っ子 純情
23. めぐる恋の季節
24. Danceでバコーン!
25. 青春ソング
26. MC5
27. 君は自転車 私は電車で帰宅
<ENCORE>
28. ズンタカマーチ~人らしく生きよう~
29. MC6
30. いざ、進め! Steady go!

特典映像(同公演昼の部)
タイムカプセル(矢島舞美、中島早貴、岡井千聖)
As ONE(鈴木愛理、萩原舞)

なっきぃ(中島早貴)の「輝け放課後」は、2014秋ツアーの「MONSTER」でもソロコーナーで歌ってるんだけど、この頃のなっきぃはいかにも10代って感じのシャープさがあってかわいらしい。歌い方自体はそんなに変わらないんだけど、振り付けのポージングとかは「MONSTER」の時の方が好きかなぁって感じ。

「SHOCK!」って℃-uteにとっては因縁の曲というか、5人になって初めてのシングル曲なんだけど、その時の歌割りが愛理(鈴木愛理)がメインで、他の4人はダンス&コーラスといった感じで、「今後もこの体制が続くのか?」と物議を醸しだした曲。
ちなみに、今回は矢島舞美のソロバージョンとして披露されているんですが、その後も色々な形で披露されており、時には5人歌唱バージョンだったり、ハロプロ研修生が歌ったり、紆余曲折を経て「℃an't STOP!!」で遂にオリジナルの歌割りに戻る・・・みたいな。
勝手な想像だけど、メンバーが大人になりそれぞれがその事をしっかり咀嚼して飲み込んだ事で、ようやく本来あるべき姿に戻れたのかなぁって気がしています。

この時の衣装はボディコン的な感じで、まさにこの曲の為だけに準備したんじゃないかという衣装。なんとなくだけど「私にだって歌える」というか、愛理には負けないっていう舞美ちゃんのプライドみたいなものを感じました。

(ただ歌唱力に関しては、鈴木・岡井にはかなわないというか、ちょっと違うというか・・・2人みたいに空気を震わせるようなグルーヴ感がなく、どちらかというとパワーで押し出してる感じだから、確かに声は出てるし上手いんだけど、2人とはちょっと違う気がします。)

とはいえ、力技で歌って踊ってパフォーマンスとしてしっかりと成立させてしまうんだから、その辺のパワフルさが矢島舞美のパフォーマーとしての凄みなんじゃないかって気がします。

(だからあんなに汗をかくんだとも言えるんだけど・・・)

あと、岡井ちゃんの声がやっぱり今とは違っていて、若いというかすごく粗削り。
この頃は「打倒鈴木愛理」でライバル心ガンガンだった頃だからそういうのがあっても致し方ない(笑)
結果的に喉を傷めてしまうけど、歌唱メンとしての実力を発揮しだすのもこの後ぐらいだから・・・この頃の荒々しい岡井ちゃんも好きですよ(笑)

あとは「行け!元気君」のまいまいとか、声は出てるし安定してるしで、私がよく知るたまに音を外してドキッとさせるまいまいとはちょっと違っててびっくり!!
その後、ボイトレを受けて最近になって安定している気もするんだけど、逆にこの頃はちゃんと歌えているのに何で?って感じ。
なんとなくだけど声を出すのが辛そうな感じで歌っている印象があるんで、この後のまいまいにどんな変化があったんだろう?って思ってしまいました。

「都会っ子 純情」も、この頃は台詞を舞美ちゃんが言っていて、まいまいとは全然違うというか、この回に関しては気持ちを込めすぎてやや溜めすぎな感じもするけど・・・まいまいバージョンに耳が慣れてると、舞美ちゃんバージョンって私なんかには新鮮だったりします。

 

なんだかんだで見た目も含め多少の変化はあるものの、このツアーの頃にはすでに完成形に近づきつつあったんだなぁっていう印象。

年齢的にもアイドルとしてはピークに近かったと思うのですが・・・やはりこの頃は時代が悪かったというか、某国民的アイドルグループが絶頂期で、逆にハロプロ自体に勢いがなかったというか、モーニング娘。ですら9期10期が入って、ここから再加速を始めようかっていう頃だったからなぁ・・・

もし、ここから初めての日本武道館単独コンサートへ、そしてその先に続く未来を見据えて中長期的なロードマップを描けていたなら・・・ひょっとしたらもっと違う結末になっていたかもしれないとは思うし、やっぱりハロプロにとっては「モーニング娘。」っていう一枚看板があって、他のユニットはどうしてもその次というポジションにならざるを得ないから、そういうのもひっくるめて実力はあるのに「知る人ぞ知る」的なところに追いやられてしまった感はあるかな。正直な話。

恨み言を言っても仕方がないので、「解散」が決まった以上は残りの約10か月で最後の打ち上げ花火じゃないけど、華々しく締めくくってほしいという思いもあるので、過去は過去として、今を盛り上げていかねばと改めて思いました。 

ひとことまとめ

すでにこの段階で今の「完成形」の片鱗が見える作品です!!

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