りさっちのグラビアインプレッション

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「交差点」で涙腺決壊!!アンジュルム コンサートツアー2016春「九位一体」~田村芽実卒業スペシャル~の感想

アンジュルム コンサートツアー2016春『九位一体』~田村芽実卒業スペシャル~ [Blu-ray]

9月21日に発売された「アンジュルム コンサートツアー2016春「九位一体」~田村芽実卒業スペシャル~」の感想です。

本作は2016年5月30日に日本武道館で行われた「アンジュルム コンサートツアー2016春「九位一体」~田村芽実卒業スペシャル~」の模様を映像化したもの。
この日をもってスマイレージ(現アンジュルム)の2期メンバーとして加入した「めいめい」こと田村芽実が卒業するという事で、アンジュルムにとっては2016年春ツアーの千秋楽であり、なおかつめいめいの卒コンとなった本公演。

私事で恐縮ですが、その翌日(5月31日)にモーニング娘。’16の公演があり、そちらに行く為に有休を取得していたんで、さすがに2連休を取るわけにもいかず涙を呑んだわけですが・・・ようやくめいめいの卒コンを見る事が出来ました!!

アンジュルム コンサートツアー2016春「九位一体」~田村芽実卒業スペシャル~のセットリスト

まずは本作の収録曲からチェックしていきたいと思います。

1. PROLOGUE

2. OPENING
3. 次々続々
4. ドンデンガエシ
5. MC1
6. 糸島Distance
7. カクゴして!
8. 汗かいてカルナバル
9. マリオネット37℃
10. MC2(矢島舞美登場)
11. 新・日本のすすめ!
12. 夢見る 15歳
13. ミステリーナイト!
14. プリーズ ミニスカ ポストウーマン!
15. 有頂天LOVE
16. VTR

MEDLEY
17. シューティング スター ~ 天真爛漫
(田村芽実・室田瑞希・相川茉穂・佐々木莉佳子・上國料萌衣)
18. 叙情組曲「スマイルファンタジー」
(田村芽実・和田彩花・中西香菜・竹内朱莉・勝田里奈)

19. 交差点
20. 恋ならとっくに始まってる
21. MC3(アメリカ)
22. 私、ちょいとカワイイ裏番長
23. 乙女の逆襲
24. 七転び八起き
25. 臥薪嘗胆
26. 出すぎた杭は打たれない
27. 大器晩成
28. MC4
29. スキちゃん

ENCORE
30. 自転車チリリン(田村芽実)
31. 田村芽実 卒業 セレモニー
32. 旅立ちの春が来た
33. MC5
34. 友よ
35. Chaser

36. ENDING

本作も「PROLOGUE」と「ENDING」はBlu-ray版のみ収録という事で、DVD版との差別化が図られているわけですが、この追加映像から既に凝っていて、福田香音の卒コンのBlu-rayを見た時にも感じたんですが・・・アンジュルムは愛されてる!!

PROLOGUE

「PROLOGUE」なんですが、アンジュルムの2016年春のコンサートツアーは殆どがライブハウスツアーであり、その舞台裏は既に発売されているDVDマガジンに収録されているんですが・・・ 

今回はライブハウスツアーの後にホールコンサートが何公演かあって、最後に日本武道館っていう流れ。

というわけで、本作のPROLOGUEにはその続きと言わんばかりにホールコンサートの舞台裏のダイジェストがあり、その後にはメンバー紹介VTRも挿入。
コンサート中のシーンが何シーンかあって、その後にメンバーの名前と、目を閉じたメンバーが目を開く・・・というもの。
(田村芽実のみ最初から目を開いている状態っていうのも何か意図があったんでしょうね。)

昔のフィルム映画を流しているかのような演出から、カチッと現代に変わってコンサートが始まっていくという演出もカッコいい!!

 

・・・なんでこれをモーニング娘。でやらないんだろう?っていうのはマジで思いますけどね。

ENDING

Wアンコール後に舞台裏にはけてきためいめい。
めいめいを囲むメンバー・・・

そうした終演後の映像の後はかなり長めのリハーサル風景。
そのままスタッフロールが流れ、加入当初の今が交互に出てくるという演出。そして最後はめいめいが身に着けていた髪飾りやリストバンド。そして全員のサインが出てくる・・・というもの。

福田香音の卒コンの時の映像もエンディングがドラマチックだったけど、なんでそれを他のグループでもやらない?!って思ってしまいました。

「交差点」

まろの卒コンの時もそうだったけど、コンサート中盤に披露した「交差点」。

「新しい未来が見え始めた だけど君は別の道を選んだ」など、別々の道を歩いていく仲間との別れを描いた歌詞で、特に卒コンで刺さる曲。

ソロパートを歌う人はめいめいの方を向いて歌うという演出だったんですが、2番に入ってあいあい(相川茉穂)が涙で歌えなくなり、すっとその手をとって励ますめいめい・・・

続いてりなぷー(勝田里奈)も涙。Cメロのむろたん(室田瑞希)も涙。
みんな泣きながら歌うサビ・・・

まろの卒コンの時もメンバーは泣いていたけど、今回はその時以上にみんなが泣いていたから、歌としては前の方が上手かったと思うけど、心に深く刺さったのはむしろ今回。

これを書く為に3回見て3回涙したぐらいなんで・・・

まあ私の涙は置いといて、「交差点」は本当にいい曲だと思います。
そして、アンジュルムには「旅立ちの春が来た」とか「友よ」とか、こういう場面に会う曲が多いので、「このタイミングでこの曲かよ」って思いながら観ました。

ただ・・・この「交差点」は本当に刺さりますね・・・

あいあいとめいめい

アンジュルムの3期メンバーとして加入した3人。
スキルが高くて目立っていたむろたんとりかこ(佐々木莉佳子)と比べると、どこかおっとりしてマイペースな印象だったあいあい。

加入当初は少し出遅れていた印象のあいあいを時には怒り、時には励まし、今やアンジュルムになくてはならない戦力にまで育て上げたのが、他でもないめいめい。

PROLOGUEの映像内で、唯一本番前にコメントしていたのがあいあいで、その時も「いっぱい怒られた」って言ってたし、めいめいとの色んな事が浮かんできたと話していた事もあり・・・

「交差点」のソロパートでは、歌い出してめいめいの顔を見た瞬間に涙。
涙で歌にならないあいあいの手を取り、リズムをとりながら一緒に歌うめいめい。

これまでの事があるからこそ、そこで感情が爆発してしまったんでしょうが・・・今回のコンサートの中でも印象に残るシーンになりました。

 

めいめいに鍛えに鍛えられたあいあい・・・

今回のコンサートでもその成長っぷりを遺憾なく発揮していて、「糸島Distance」の時の表情とかも凄くいい感じ。

そして、「マリオネット37℃」では椅子の上に立って指揮者みたいな振りつけから始まり、曲の終わりにメンバーがはけた後で、スクリーンに増殖するあいあいの姿。
それを見て困惑するあいあい。
そしてあいあい同士のダンスバトル・・・的な見せ場があり、あいあいの成長っぷりを改めて感じる瞬間でもありました。

田村芽実 卒業

アンジュルムの2期メンバーや、モーニング娘。の9期メンバーなど、加入からある程度の年数を経て、そのユニットの中核となる期生になり、いよいよこれから・・・という時期にきての卒業という事で、これは℃-uteもそうだけど、「この形をもうしばらく安心して見ていられる」なんて勝手な安心感を抱いているところに、卒業とか解散の報が入り、あらゆる事に絶対はないという事。だからこそ今の一瞬一瞬を大切にしていかないといけないんだなぁという事を、今になってしみじみ感じています。

ミュージカル女優になるという夢を叶える為、卒業という道を選んだ田村芽実。

スマイレージってどん底から這い上がって今に至るわけですが、めいめいの卒業のメッセージの中にはそういったネガティブな要素が一切なく、感謝の気持ちをストレートに向けたもので、すごくいいスピーチだったなぁと思いました。

めいめいが言っていた、「根っこの部分があたたかい」っていうのが今のアンジュルムの根底にあるもので、たとえ個性とかキャラクターがバラバラであっても、その部分が同じだからこそこうしたあたたかい空間が生まれるんだっていうのはすごい納得。
(そんな根っこから生まれた小さな芽。それが大きく成長してやがて実を結ぶ・・・芽実ってそういう名前なんだなぁと初めて知りました。)

そんなメンバーだったり、ファンの方を見つめるめいめいの表情がすごく優しくて、まるでお母さんのよう。

それがひとたび曲がかかるとパフォーマーに変身。
アンジュルムのメンバーの中でもトップクラスの歌唱スキルと表現力。
めいめい独特の空気を震わせるような歌い方・・・あの歌声がアンジュルムからなくなってしまうのはすごく寂しいです。

今までアンジュルムをパフォーマンス面でも、舞台裏での育成面でも尽力してきためいめいの卒業は寂しいし、色々な面で痛いなって思います。

でも、新加入した笠原桃菜を含む新しい9人できっと新しいアンジュルムを作り上げていくことでしょう。

りかこが言っていた、「夢を叶えた田村芽実さんと同じステージに立つ」という新たな夢。それを実現するのを見届けるためにも、これからも注目していきたいグループだと改めて思いました。

アンジュルムとはまた違う舞台になりますが、新たなステージに立つ田村芽実との再会を心待ちにしたいと思います。

スマイレージ/アンジュルムとして歩んできた1752日間・・・
本当にお疲れ様でした。 

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