なにげに「ええやん」と思ったCMソングが欅坂46の「サイレントマジョリティー」だった件
なんとなくテレビをつけたままそれをBGM代わりに何かしてる・・・なんて事、よくあると思うんですが、ファッションレンタルアプリ「mechakari(メチャカリ)」のCMソングがなんか直感的にいい感じだったんで、ふと手を止めてテレビ画面を見てみると・・・
・・・あれ?、欅坂46のメンバーじゃね?
最初、何の事かよくわからなかったんですが、よくよく調べてみるとこの「サイレントマジョリティー」って曲が、4月6日に発売される欅坂46のデビューシングルなんですね!!
これは正直やられたなぁって思いました。
とりあえずファンの方はご存知だと思いますが、YouTubeでも期間限定でMVが公開されていますので、未見の方はこちらをご覧ください。
音楽用語とか全然わからないので、これのここがいいよね・・・っていう具体的な説明は出来ないんですが、マイナーなメロディーラインをアップテンポにのせ、流れてくるメロディーがすごくかっこいい!!
(表現がおかしかったらすみません。)
これはデビュー曲にして欅坂46を代表する曲になりうるんじゃないかってぐらい、メチャメチャいい曲だと思います!!
ひょっとしたら48グループありきで考えてたから、色々と合点がいかなかっただけなのかもしれませんが・・・
なんで乃木坂46があって、しかもメンバーが充実しきっていて若干飽和状態(選抜メンバー枠に収まりきらないという意味)なのに新たにグループを作る必要があるのか?
しかも常設の劇場を持たないから、48グループみたいに地域密着型の姉妹グループでもない・・・だったら同じパイを喰い合うような姉妹グループをあえて作る必要があるのか?
・・・そんな疑問が欅坂46を作るってなった時からずっとあって、しかも乃木坂46の姉妹グループで、ある程度ブランドイメージも出来上がっていて、すでにしっかりした土台もあるわけで・・・乃木坂46が初期に上った坂と比べたら、欅坂46のメンバー達は比較的緩やかな坂道を上がっている(はず)。
しかもメディア戦略に関しても以前こちらの記事で書いた通り、やはり乃木坂46の姉妹グループって事で、表紙での雑誌起用率が高いし、(恐らく)潤沢な予算を持って大々的に売り出してきた・・・という、他のアイドルグループと比べても非常に恵まれた環境でのスタート。
一方、初期のAKB48なんかは泥にまみれたところから始まって、そんな中から歯を食いしばって懸命に這い上がって・・・ようやくあのブレイクに繋がって、その間にはたくさんの仲間との出会いも別れもあったりなんかして・・・ある意味「推しの成長物語」みたいなサイドストーリー込みで応援してたりするわけじゃないですか。
そんなのを考えると欅坂46ってめちゃくちゃ恵まれてるなぁって思う部分もあるし、上述の通り、どういう必然性を持って誕生したの?っていう部分でのもやもやも残っていて、積極的に応援しよう・・・っていう気は正直ありませんでした。
ただ・・・
欅坂46に対する一切合財は一旦横に置いといて、「サイレントマジョリティー」を聴くとかなり良曲だと思う!!
なんだかんだでアーティストなんだから、最終的には曲の良し悪しで判断すべきであって、そういう意味では耳(印象に)に残りやすいし、デビュー曲にしてめちゃくちゃいい曲をもらったなぁっていう印象。
かつて、ブレイクの階段を駆け上がっているAKB48を見ながら、あとはAKB48を代表するような曲さえあれば完璧なんだけどなぁって思っていた頃があって、やっぱりアーティスト名を言った時に、真っ先に浮かぶ代表曲・・・みたいなのがあって初めて本物って感じがあったので、そう考えたらAKB48でさえ何年もかかって代表曲を手に入れた感があるのに、欅坂46の場合は最初からすんごいいい曲がきちゃったなぁって感じすらしています。
なんか欅坂46を否定的に見ていたのが馬鹿馬鹿しくなってきたというか・・・「いいものはいい」って素直に認めた方が楽だなぁって思った今日この頃(笑)
MV見てたらセンターの平手友梨奈さんは女優の多部未華子さん的なカッコ良さがあるし、渡辺梨加さんはビジュアル的に抜きんでたものを感じるし、制服もなんかちょっと軍服っぽいテイストもあって面白いじゃない!!
というわけで色々言ってきましたが、欅坂46の「サイレントマジョリティー」は色んなもやもやを吹き飛ばすパワーを持っためちゃくちゃいい曲だと思います。
(これまでメンバーのビジュアルを入口にデビュー曲のプロモーションしてたんだろうけど、曲の圧倒的パワーによって曲を入口に欅坂46を知る人も多いのでは?って気さえします。)