麻里子さまの水着グラビアの集大成ですが・・・「篠田麻里子 完全版写真集 Memories」の感想
4月21日に発売された篠田麻里子さんの最新写真集です。
本作「Memories」は篠田麻里子さんがAKB48在籍時から、卒業後も頻繁に登場していたヤングジャンプに掲載されたグラビアと、未公開カットを集める事6年分!!
272ページという特大ボリュームでお届けするまさに「篠田麻里子メモリアル」と言える一冊になっています!!
「ヤングジャンプ×篠田麻里子」の鉄板グラビア
これはもう以前からずっと言っていた事ですが、改めて言いたい。
「ヤングジャンプ×篠田麻里子」は鉄板コラボであると・・・
ヤングジャンプ初登場時の頃のグラビアなんかはなんだかんだでまだ若くて、ゆってもまだ普通のタレントさんと同じぐらいのオーラしかなくて、確かに初期の麻里子さまってこんな感じだったよなぁって思うんですが・・・
やがてAKB48がグループとして空前絶後のブレイクを果たし、そのグループのNo.3のポジションになり、「麻里子さま」という呼称にも箔がつき、AKB48の女帝的な感じになっていくわけですが・・・
そうなっていくとグラビアも「オシャレ番長」に相応しくだんだんポップな感じになり、オシャレでカッコよくなっていく一方で、ことヤングジャンプのグラビアでは大胆な水着グラビアを連発し、いつしか「ヤングジャンプ×篠田麻里子」は鉄板とも言える組み合わせに。
そんな篠田麻里子さんもAKB48からの卒業を発表し、卒業後もヤングジャンプでのグラビアを継続。そして、先日、惜しまれつつもラスト水着宣言をし、水着グラビア封印となったわけですが・・・
そんな篠田麻里子さんのAKB48のメンバーとして、そしてモデル・女優などをこなすタレントとして歩んできた6年間の軌跡を追体験できます!!
確かに「Memories」なんだけど・・・
そもそもなんで今?っていうのが率直な疑問。
確かに水着グラビア封印っていうのはひとつのタイミングだったのかもしれないけど、この手の企画はAKB48卒業時に出した方がよかったんじゃないの?って気もするし、絶頂期の麻里子さまと比べると、ラスト水着グラビアの頃ってやや加齢を感じさせる出来だったからさ・・・
確かに篠田麻里子さんの6年間の軌跡を追体験できるんだけど、若干、栄枯盛衰をも感じさせて、ここから先に繋がる感じがしないのが・・・なんか残念。
やっぱりこの手の総集編はやっぱり人生の節目のタイミングで出すべきものであり、ふわっとしたタイミングで出すべきではない気がします。
内容は間違いないんだけど、遅きに失した感が否めません。
「未公開」と「撮り下ろし」の違い
本作は過去6年分のヤングジャンプのグラビアと、未公開カットで構成された写真集ですが、本作用に撮り下ろしされたグラビアは一切なし。
「未公開カット」も「撮り下ろしカット」も今まで見た事がないという点では一緒だけど、未公開カットに関しては、その時に撮影された別のカットがグラビアとして使われているわけだから、衣装とかシチュエーションとかに関してはほぼ知ってるわけで・・・
本作向けに撮り下ろししたカットがないという事は、本作ならではの旨味みたいなのがあまりないとも言えるんで、初めて見る人にとっては色んな篠田麻里子さんが見れていいんでしょうけど・・・こと、私みたいな人にとっては・・・ね(笑)
だって、篠田麻里子さんのヤングジャンプ初登場から最新グラビアまで、多分全部チェックしてるし、全部感想書いてるはずだから・・・
だから、懐かしさはすごくあるんだけど、真新しさはなかったかも。。
まあこう書くと語弊があるかもしれないけど、「古き良き時代のAKB48」を感じられる写真集・・・って感じかな。
もっと違うタイミングで本作を手にしていたら、もっと違う感想になっていた気がします。