りさっちのグラビアインプレッション

グラビアや写真集の感想とハロプロや48グループについて語るブログ。

【写真集レビュー】大島優子写真集「脱ぎやがれ!」

脱ぎやがれ! 大島優子写真集<通常版>特大ポスター付き(全3種のうち1枚封入)

「脱ぎやがれ!」という刺激的な号令のもと、本当にブラを脱いじゃった大島優子・・・
そんな刺激的なタイトル、そして表紙。
こんなん見せられたら否が応でも期待が高まってしまう本作なんですが・・・

AKB48を卒業し、女優として歩き始めた大島優子さんが、AKB48卒業後初となる写真集。第2回AKB選抜総選挙で第1位に輝き、優子の代名詞とも言える「ヘビーローテーション」のPVを手掛けたフォトグラファー蜷川実花さんが手がけた作品。

女優 大島優子として初となる写真集だけに、発売されるって発表された当初は出し惜しみしまくり・・・的なものすら想像したのですが、「脱ぎやがれ!」というタイトルとともに先行グラビアが公開され、さすが優子・・・というか、思っていたのとは真逆の路線であることがわかり、じゃあ本作は?っていうことで、早速レビューに入りたいと思います。

というか、結論から言うと・・・

「そっち?」

・・・って事になるのかな。
なんか前評判から頭の中で思い描いているのと違う方向にいっちゃった感じ。

帯に「こんな優子、見たことない。」と書かれているんだけど、逆にこれってみんなが一番知ってる優子じゃんって感じしません?
だって、写真集見てたらケラケラ笑いながら楽しく撮影に臨んでいる優子の姿が浮かんでくるし、優子のよくあるエピソードで「楽屋ではよくすっぽんぽんでいる・・・」ってのがあるけど、ブラとっちゃったのもそのノリの延長線って感じ。
大島優子の魅力の一つって天真爛漫さにあると思うんだけど、結局それしか出せてないのが残念。

あとはやっぱカメラマンの腕だな・・・
「これが芸術です、アートです」って言われたら、「はいそうですか」って言うしかないんだけど、肝心なところでピンボケしてたり、ピントが甘かったり、一番ひどいのが見開き数ページ費やしたカットで、右ページの顔のアップもピントが甘けりゃ左ページの身体とか擦りガラス越しか?ってぐらいのぼんやり加減で、これは何を表現したいの?って聞きたいもん。

だから、せっかく海でビキニ姿の優子が、徐々に紐を外して、ブラを外して、手ブラや二の腕ブラやら、ノーブラでのバックショットに、お尻もちょびっと見せちゃう・・・ぐらいしてるのに、カメラマンがそれを活かせてない感じで、いいんだけど心に刺さらない感じです。

てか、大島優子の魅力というか、これはもう地肩みたいなもんだけど・・・普通にきれいじゃないですか(笑)
いつも笑って茶目っ気たっぷりだけど、超本意気のカットとかドキッとするぐらいきれいで、その辺の使い分けというかギャップがよかったりするんだけど、本作にはそういうカットがあんまなくて、むしろ先行グラビアの方がそういうきれいなカットがなかったっけ?ってぐらい物足りない。美麗な優子、お茶目な優子、真剣な優子・・・そういう色んな表情をもっているからこそ「変幻自在のエンターテイナー」って呼ばれていたわけだから、それこそ色んな優子の表情を引っ張り出して、女優としての可能性を感じさせてくれるような作品の方が良かったのでは?って感じすらしてしまします。

それこそ同じノーブラでも、「恥じらい」みたいなニュアンスをのっけて、ピントがっちりあわせたカットなんかあれば、とんでもない一冊になっていたんでしょうが・・・残念!!

「脱ぎやがれ!」はいいけど「(カメラマンを)変えやがれ!」

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