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【DVDレビュー】ミュージックV特集⑤~キューティービジュアル~

ミュージックV特集⑤~キューティービジュアル~ [Blu-ray]

作品紹介

今回で5作目となる℃-uteのMV集なんですが、今回は21stシングル「Crazy 完全な大人」から最新シングルとなる27thシングル「The Middle Management~女性中間管理職~/我武者LIFE/次の角を曲がれ」を収録した1枚となっています。

一部作品はプッチベストなんかにも収録されているので、ちょっとずつ被ったりもするんですが、特に「Crazay 完全な大人」なんかは先日7年ぶりにミュージックステーションに出演した℃-uteが選曲した勝負曲でもあり、曲紹介前にはVTRであのマツコ・デラックスさんも絶賛!!
その後、ダウンロード方式の音楽サイトなんかで「Crazy 完全な大人」のランキングが急浮上するなど、なんだかキテる感じだったりもするんですが・・・

そんな話題の「Crazy 完全な大人」から最新作までが収録されているので、割と新規の方にも入りやすいMV集になっているのではないかと思います。
team ℃-uteの方は勿論、まだ℃-uteを知らない方とか、知ってるけどなんとなく食わず嫌いしている方とかに、とりあえず騙されたと思って見てほしいなぁって思いますね。

というわけで、収録曲の紹介と私的なみどころを簡単に紹介していきたいと思います。

収録曲とみどころ紹介

■Crazy 完全な大人・・・ディスコのような雰囲気と、へそ出しのセクシーな衣装が印象的ですが、特筆すべきは岡井ちゃんがど金髪でまだ太っていた頃の作品・・・というか、本作以降急激に痩せていきます。あと、この時のまいまいも好きなんですけどね。
悲しき雨降り・・・ちゃんと別れないから話題の愛之助と熊切みたいになる・・・という余談はさておき、まあそんな中途半端な別れ方をされた女性の心理。雨でずぶ濡れなところもみどころです。
アダムとイブのジレンマ・・・男女の恋愛をテーマにさらに大人っぽさをました楽曲で、衣装もすごくセクシーです。てか、℃-ute全員のビジュアルレベルががっちり高値安定なのが本作と言えると思います。岡井ちゃんの初センター曲なんで、強烈に仕上がってます!!
■都会の一人暮らし・・・都会暮らしを夢見る女の子の気持ちを歌った歌ですが、ポップでオシャレな感じの仕上がり。スカートからの曲線美がめっちゃキレイだったりします。
■愛ってもっと斬新・・・廃墟的な場所で激しく踊るダンサブルなナンバー。個人的にはAサビの終わり方がスッキリしなくてイマイチ好きになれなかった曲だったりします。
■心の叫びを歌にしてみた・・・ライブのDVDをがっつり見てるせいか「L・O・V・E LOVELY愛理」なんて思わず合いの手を入れたくなるんですが、古い映像風の街でのカットとマネキン的なスタジオでのダンスショットを融合させた感じになっています。(確かに舞美ちゃんの衣装でモアレが発生してますね。)
■Love take it all・・・シルバーのちょいへそ出しの衣装で、「Crazy 完全な大人」から大人っぽくブラッシュアップされた感じ。お尻ふりふりしつつキレキレのダンスがとってもカッコよく、大人のセクシーさを味わえる℃-uteならではの曲とも言えます。
■The Power・・・Berryz工房っぽい曲で、なんで℃-uteにこの曲を渡したのか謎。
■悲しきヘブン(Single Version)・・・シングルアレンジされた曲なんですが、大人になった℃-uteの成長を見せたかったのかもしれないけど、原曲派の私的には時期尚早だったんじゃないか?って気もします。
てか、絶対王者鈴木愛理に対し、歌一本で挑む挑戦者岡井千聖って感じの荒々しいぶつかり合いみたいなのが思わぬ化学反応を生んだ・・・みたいなところが面白かったんですが、なんかシングルカット版は角が取れた感じで物足りなさを感じます。
■I miss you・・・℃-uteのメインヴォーカルといったらハロプロ!の歌姫 鈴木愛理さんと、急成長した岡井千聖さんというイメージだったんですが、そんな中でも研鑽し続けた矢島舞美さんの成長なくしてはできなかった楽曲・・・ではないでしょうか。
メインとサブみたいなのが入れ替わる感じの楽曲で、Aメロのサビ担当が矢島舞美さんなんですが、悲痛な切なさみたいなのが伝わってきます。
■THE FUTURE・・・シルバーのへそ出しの衣装なんですが、Love take it allはジャケットぽいのに対して、メンバーカラーが配されたこちらの方がアイドルっぽい感じで、鏡越しのリップシーンが結構色っぽい。テンポ良いダンスが心地いいナンバーになっています。
■The Middle Management~女性中間管理職~・・・ハロプロ!内での℃-uteの立ち位置を歌った感じの、いかにもつんく♂氏っぽい曲。萩原舞中島早貴の2人がAメロを交互に歌っていく感じって℃-uteのシングルの中では結構斬新です。
■我武者LIFE・・・番組企画から生まれた曲ですが、アップテンポな曲調とは裏腹に℃-uteの10年を凝縮したものなんで、彼女達のまばゆい笑顔を見てたらなんか泣けてくる不思議な曲です。背景の垂れ幕も℃-uteじゃなくて「team ℃-ute」になっているし、メンバーの名前が入っているのは勿論、卒業した3人のイニシャルも入っていて、泣かせる要素の多い曲です。
この曲は矢島舞美さんが前髪をぱっつんな感じにしていて、最年長なのに幼いというか、めちゃくちゃかわいいです!!
まあ色んな℃-uteが見えてくる意欲作ですね。
■次の角を曲がれ・・・なんか「Crazy  完全な大人」の頃と比べるとすっかり大人になったというか、大人のアイドルグループって感じになっていますが、カッコいい色気と岡井ちゃんのパワフルさがなんか爽快な曲になっています。

℃-uteの楽曲はここから進化する!!

というわけで、ここまで℃-uteのMV集を紹介してきたわけですがが、シングル曲のMVって曲のイメージを視覚的に伝えたり、アイドルならばメンバーのビジュアル的な魅力を伝えたり・・・って事で、ある意味これが完成形だったりするわけですが、℃-uteの楽曲はここから進化していくんです!!

℃-uteの魅力って個々のビジュアルの高さなんかもありますが、やっぱライブっしょ!!
シングル曲はその時点での完成形なだけであって、あくまでも叩き台みたいなもの。何度も何度も歌いこまれてどんどん磨かれ進化していくのがライブ。
口パクでダンスや衣装や演出が違っても肝心の音源がCDと一緒じゃ面白くなくて・・・というか、某グループを見続けているとそこのところの物足りなさが渇きみたいな感じになってきていて、気付けばカラカラだった私を潤してくれたのが℃-ute
5人なのにとってもパワフルな生歌の迫力に圧倒され、すっかりライブの醍醐味に目覚めてしまった私。MVに収録されている曲をライブのDVDとかで改めて聴くと全然違っていて・・・歌に血が通うっていうのかな。

だから、ほんのちょっとくらい音程がとれていなかろうが、そんなのは全然関係なくて、MCで喋ってるのと同じ感じで普通に歌っていて、なおかつその精度が恐ろしく高い!!

とどのつまり何が言いたいかというと、本作で℃-uteの楽曲がどんなものかを知ったら、今度は映像でもいいからライブを見てほしい。イイトコ取りで画一化されたシングルCDにない良さ、ライブの醍醐味、生歌の迫力・・・そういった℃-uteの凄味がきっと伝わるものと思います。 

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