何て書こうか考えてるうちに約半年が過ぎてしまいまして・・・「NMB48 卒業メモリアル・フォトブック山田菜々 4＋3=7」の感想

今年の春にNMB48を卒業した山田菜々さんの卒業メモリアル・フォトブックです。

一時期AKB48メンバーが出していたフォトブックよりは大きいのですが、一般的な写真集よりちょっと小さいサイズ。

構成としては、沖縄での撮り下ろしグラビアから始まり、2万字のインタビュー、大阪での撮り下ろしグラビア、MVヒストリー、メモリアル対談として山本彩・村上文香・陣内智則、卒業コンサート・最終公演のプレイバック、山田菜々からのメッセージ・・・というのがメインで、その他ショートコーナーがちょこっとあるって感じかな。

では、グラビアの感想をメインに紹介していきたいと思います。

「NMB48 卒業メモリアル・フォトブック山田菜々 4＋3=7」の感想

白ニットで膝立ち、ニットを脱いで・・・というカットから始まり、白い衣装でベッドの上で・・・というカットが続くのですが、その途中で目を細めてなんだか怒ったような表情。そこから白の上着を脱いで下着チラ見せって感じ。

続いてプールサイドに水着で胡坐というカットからプールサイドでのビキニ。ここも途中怒ってるの？って表情もありつつ、花柄ビキニでプール。

白の網目のパーカー姿から、水着の上に白の上着姿で海へ。
さらに紺の肩紐なしの水着姿。

ホテルに移動し、山吹色の水着に薄い上着のままシャワー、バスタオルを巻いた姿から、髪を乾かす感じの様子、胸元のアップがあって、ぷーっとしたななちゃん。

最後は黒系の下着で大人っぽく・・・といった感じ。

続く大阪でのグラビアは、ニットキャップにGジャンって感じで街へ繰り出します。
串カツ食べて、ビール飲んで・・・みたいなカットがあったりして、最後はセーラー服って感じ。

グラビア部分の感想なんですが、いい意味でも悪い意味でもまんま山田菜々って感じ。
持って生まれたかわいらしさ、むちむちしたボディー、そうした良さもあるにはあるんですが、ところどころに鼻の頭に皺を寄せた微妙な表情（写真集やコーナーも含めて3カットぐらいこの表情してる）をしてたり、怒ってるの？って表情があったり、口元が苦笑い？みたいなカットがあって、そういう表情を見るにつけこっちもテンションが下がるんですよね。
演出として、違う表情を入れる分にはいいと思うんですが、本作ではそれがあまりにも多すぎなんじゃないかって気がします。

山田菜々さんが卒業豊かなのも知ってるし、お茶目でかわいらしいコだってのも十分知ってる。そして、不器用で時々変な顔するのも十分知ってる・・・
だけど、それをそのまんま伝える事の是非を考えると、山田菜々さんの卒業メモリアルってことで「ありのままを伝える」のが目的ならそれはそれで仕方がないかなぁって思うしかないんだけど、「写真集」って考えた時に普通は最良の写真（微妙な表情とかは極力使わないっていう意味で）を使わないか？って思うんですけどね・・・

ロングインタビューであったり、対談だったり、山田菜々の歩みともいえるシングル曲のMVを振り返るコーナーだったり、卒業コンサートの様子だったり・・・といった各読み物とあわせて考えるとメモリアル・フォトブックとしての読み応えは十分にあると思います。

ただ・・・グラビアに関してはあまりにも正直すぎるというか、その時の感情がそのまま写真に投影されているようで、見ている側もそこで現実に引き戻される感じで気分がのってこない・・・

そうなってくると、感想を書くのも気分がのらなくて・・・ってやってるうちに半年ほど経ってしまったわけですが、結論としては悪くはないんだけど、微妙な表情してる個所も多かったんで、そこが気にならない人にとっては何の問題もないんだろうけど、私にはそこがどうしても引っかかってしまって、グラビアに関しては素直に楽しめなかった・・・というのが率直な感想です。

これがまんま山田菜々というなら、最後の最後まで不器用だったんだなぁって思うしかないんですけど・・・