被写体のテンションが高いと必然的に写真の出来も良くなる好例。「森保まどかファースト写真集『森のモノローグ』」の感想
本作は755の写真集バトルに勝利したHKT48の森保まどかさんの初写真集。
とりあえず「モノローグ」の意味を改めて調べてみたんですが、「独白」とかって意味で・・・あんまり内容とは関係ないみたい（笑）
帯には指原莉乃劇場支配人の「”もりぽ”って、こんなに笑うんだ。」ってコメントにある通り、博多のクールビューティーと言われた森保まどかさんがこれでもかってぐらい笑っており、笑顔に満ち満ちた作品に仕上がっています。
クールビューティーもりぽの笑顔
沖縄で撮影された本作ですが、花をくわえた表紙と、赤いスカートの裏表紙のどちらも笑顔。クールビューティーはどこへ行った？ってぐらい森保まどかさんが笑っていて、初写真集にして新境地・・・といった作品になっています。
制服姿から始まるんですが、同じ制服でも松岡菜摘さんのミステリアスな感じとは違って、こちらは森保まどかさんが目を細めて笑っていて、導入部分からいい感じのテンションというか、見ているこっちまで元気が出る感じです。
制服のまま海に入って、濡れたスカートを絞って脱ぐ・・・みたいなのがあって、いよいよボタンに手をかけ一気に脱ぐ！！
そんな躍動感あるカットで水着カットが始まります。
・・・と思ったら流し目みたいなカットもあって、時折クールビューティーなところが垣間見えるのもいいですね。
短パンにタンクトップ的な室内でのカットから、屋内での水着。
これは割と大人っぽい感じのもりぽ。
裏表紙の衣装で街を駆ける感じや、オフショット的な小さいカットの集まりも、なんだか元気なもりぽがいっぱい。すごく楽しんで撮影に臨めているんだろうなってのが写真からもすごく伝わってきます。
続いてプールサイドでの赤いビキニ姿から、ビーチでの表紙と同じ花柄のビキニへ。松井珠理奈さんの写真集ではないけど、顔をくしゃっとさせて思いっきり笑っているあたりがすっごくいい！！
タンクトップににデニムスカート姿をちょっとだけ挟んで、身体のラインが出やすい紺のニットからの白いビキニ。
こちらは大人っぽいクールビューティーさを見せつつ笑顔。
特に目尻に皺をいっぱい寄せて笑ってるところなんて本当にかわいくってしょうがないですね！！
三つ編みのワンピース姿をちょこっと挟んで、続いては水色のビキニ。
さらに制服で得意のピアノ、さらに家庭的なオフショットを挟んで黄色のビキニ、そしてシャワーシーンがきて、黒系の・・・下着かな？
最後は紺のビキニがあって、ワンピース姿、そしてインタビューときて本編終了。
森保まどかさんがよほどノリノリだったのか、全編通して笑顔が多かったし、躍動感ある写真が多かったので、今まであまり見せてこなかった魅力を上手く引き出した作品と言えます。
755系の中では一番の王道
755系って書くとなんだか鉄道みたいですが・・・
これまで755の写真集争奪バトルに勝ったメンバーの写真集を数多く紹介してきましたが、今まで見てきた中では本作が一番王道な作りだと思うし、アイドルの写真集らしい写真集に仕上がっていると思います。
普段は博多のクールビューティーなんて言われている森保まどかさんなんですが、本質的にはテンション高めで楽しいコなのかもしれないし、撮影を通して引き出されたのであれば、これからが楽しみだなぁってなってくる。
要は写真集って、みんなが思い描いている最大公約数的なイメージというのをしっかりと押さえつつも、見たいのは普段見せない素顔だったり、今まで見せてこなかった新しい表情だったり・・・という写真集ならではの表情ってのが見たいと思うんですよね。
そういう意味では、森保まどかさんのクールビューティーという基本イメージを押さえつつも、満面の笑顔という新たな一面を、しかもこんなにいっぱい見せてくれた。
だからこそこの写真集には価値があると思うし、森保まどかさんの良さを上手く引き出したと思います。
ま、バラエティー番組とかでもっとテンション高く、こういう一面を普段から見せていればさっしーだってこんなに驚かないと思うけど、今回は余程テンションが高かったのか、所謂アイドルスマイル（キメ顔）ではなく、自然体としてカメラの前に立ってくれた事が大きいと思います。
ある意味でアイドル写真集のお手本といってもおかしくないぐらいの良作だと思いました。
