りさっちのグラビアインプレッション

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気谷ゆみか DVD「nOzO」

2010年9月17日に発売された気谷ゆみかさんの1stDVD「nOzO」を紹介します。

気谷ゆみか nOzO [DVD]

作品紹介

惜しまれながら終了した「キャンパスナイトフジ」に出演していた「きやちゃん」こと、気谷ゆみかさんの1stDVD「nOzO」。
このちょっと変わったタイトルは、中学生ぐらいまで喉(のど)の事を本当に「のぞ」と記憶していたという実話から生まれたもの!
(このエピソードについてはエンディングで本人が語っています。)

そんなタイトルからは内容は全く想像ができないんですが、緩慢な動作と絶妙なカメラワークで気谷ゆみかさんの魅力をこれでもかというぐらい詰め込んだ作品であり、余計なものを一切排したアンニュイな世界観に引ぐいぐいき込まれ、見ているといつの間にか魔法にかかってしまうような・・・そんな奥行きのある作品です。

みどころ

本作の特徴を端的に表現すると、気谷ゆみかさんの緩慢な動作を、接写を多用した絶妙なカメラワークで執拗に映し出したものであり、時としてカメラマンのフェチズムをも感じさせるような、独特の世界観を構築しています。
あえて体をゆっくりとくねらせる事で、ボディーラインの変化だけでなく、腹筋や肋骨のシルエットの微細な動きまできっちり捉えており、気谷ゆみかさんの妖艶な魅力をより際立ているのです。

そして、一般的なアイドルのイメージDVDと違って、声を発したりリアクションしたりというのが一切なく、表情の細やかな移ろいや、巧みなカメラワークによって切り取られた表情や、パーツのアップだけで勝負しているのが本作のポイント。
表情のアップから始まり、唇を残しつつカメラを下にパーンさせて、唇と胸の谷間という構図にしたり、脚のつま先から太ももまでをゆっくりパーンさせ、時にはふくらはぎの筋肉の動きまで捉えるこだわりは脱帽もの。

もちろん、気谷ゆみかさんの表現力もかなりのもので、笑みと笑顔を使い分けたり、怒ったり、泣いたり・・・1人の女性のリアルを感じさせてくれます。時には映画のワンシーンかのように・・・
最初の媚びない感じはAKB48板野友美さんに近い感じもするし、最後のサバサバした感じは篠田麻里子さんのような感じもする・・・1つの作品を見ていて色んな人の顔が浮かぶという事は、気谷ゆみかさんがそれだけ色々な表情を持っているという事でもあるので、女優としての可能性も感じずにはいられません。

衣装や素肌の露出に関してですが、意外と抑え目というか割と普通なんだけど、パーツを接写することで捉えたリアルな肌の質感を見ていると物足りなさは一切感じません。
・・・と思ったら、最後の最後ですごく布面積の小さい水着が登場し、さらにダメ押しといった感じです。

派手さはありませんが、気谷ゆみかさんの体温が伝わってくるかのような作品と言えます。

気谷ゆみか nOzO [DVD] 気谷ゆみか nOzO [DVD]

竹書房 2010-09-17

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