りさっちのグラビアインプレッション

グラビアや写真集の感想とハロプロや48グループについて語るブログ。

獣電戦隊キョウリュウジャー 最終回「だいばくはつ!さよならキョウリュウジャー」

獣電戦隊キョウリュウジャーが遂に最終回。

視聴後の率直な感想ですが、1年間楽しめた作品だと思います。
(ちなみに私の中でのベスト作品は「侍戦隊シンケンジャー」です。)

なんだかんだで、私の中ではレッドがメインでブラックとゴールドがそれを支える・・・って感じで、ブルーはダジャレ好きのおっさん、グリーンは空気、ピンクは色気なしといったところ。
まあこういう戦隊ものって、子供たちにわかりやすいように割と大袈裟なキャラ設定を与えていたりするんだけど、役者さんのキャラに合っていないというか、そのキャラならもっと振り切ってほしいってところまで到達できていない印象で、期待値まで届いていないのを見るとなんかこうもやっとするんですよね。

そういう意味で言うと、レッドは合格!!
なんかよくわかんないけど、みんなをぐりぐり引っ張っていくパワーが感じられて、彼の魅力があってこそ1年間成立したっていう面はあるでしょうね。

ブラックは・・・ギリ合格。
ニヒルな感じはまあまあ良かったと思うんですが、最後の方になるにつれてちょっと「いいひと」出しすぎたかなぁって感じ。

ゴールドは・・・
最初出てきた時は、「なんか変な奴出てきたー」って思ったんですが、妙なウザさがいい感じで変化を与えてたんで、追加メンバーとしての役割は十分果たせていたと思います。これは文句なしに合格。

ブルーは、今回のメンバーの中で一番難しい役だったんじゃないかな?
普段ダジャレばっかり言ってるけど、どこか憎めない変なオッサンであり、チームのムードメーカー的な存在・・・ってのが本来の狙いだったと思うんだけど、結論から言うと変なオッサン止まりだったのがちょっと残念。

グリーンに至っては、剣の道を通して成長していくキャラ・・・のはずが、主役回の時しか成長を感じさせる機会がなく、点が線に繋がらなかった感じなんですよね。結果空気という印象しかない・・・みたいな。

ピンクは蹴り技中心で、脚線美は十分堪能させてもらいましたが・・・キャラとしては色気がないのが致命的で、恋愛ネタがまあハマらない(笑)
特に変身後の「ウフッ」的な掛け声が上手くなくて、それだったら徹底的に「闘うお嬢様」路線でいってほしかったなぁって気がします。

あとは・・・
紫の飯豊まりえさんね。彼女が注目を集めたのはピンクの今野鮎莉さんがああいうキャラで、メインキャスト陣に女性らしいキャラが圧倒的に足りなかったところに、「お約束」みたいなコがきたからだと思うんですよね。せっかく可憐なヒロインが登場したーと思ったのに、結局スピリットレンジャー扱い(準レギュラー)にしちゃったのが非常に残念。
もっと早めにレギュラーとして登場してたら、最終回冒頭で見せたプレズオーのフィニッシュ技を出す時の「はぁー」って気合いも「ハーッ!!」てできたかもしれないし・・・

そんなこんなで辛口批評してますが、恐竜モチーフの戦隊ってアバレンジャーが最悪だったから、あれと比べたら全然良かったと思うし、ゴセイジャーみたいに途中で観るのを止めたシリーズもあるぐらいなんで、1年間通して観れた・・・ってだけでも十分満足できるシリーズだったと思います。

あと、声優の戸松遥さんが声だけでなく、役者としても出演されてたのも面白いし、伝説のデカイエロー木下あゆ美さんがブルーの姉・・・だけでなく、なんとキョウリュウシアンにまで変身してしまうというサプライズや、ボウケンシルバーを好演した出合正幸さんがキョウリュウグレーとして再登場という事で、脇を固めるメンバーが歴代の戦隊シリーズ見てる人なら、思わずニヤリとしてしまうキャスティングが良かったです。

てか、千葉繁さんが一番びっくりしましたけど・・・
機動警察パトレイバーを穴開くほど見た私的には、シバシゲオのイメージが強いですもん。)

 

というわけで、来週から新シリーズが始まりますが、優男のレッドに一抹の不安を覚えつつ、一応何話かは見ていこうと思います。
(てか、ロボットの玩具見たけど・・・デザインが超ダサイ!!)

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