桜からの手紙 ~AKB48それぞれの 卒業物語~ 最終回
9夜連続で放送されたAKB48メンバー総出演のドラマ「桜からの手紙 ~AKB48それぞれの 卒業物語~」が遂に最終回を迎えました。
Last Episode
医学部への合格が決まった大島優子。先生からの手紙のおかげと喜んでいると、「私も・・・」と口々に集まってくるクラスメイト達。
しかし、先生の容態は電話にも出られないほど悪化していた。娘 前田敦子とのわだかまりを残したままではダメだと、クラス委員の高橋みなみはクラスメイト達に事情を説明する。
・・・とそこへ、桜の木が切られると飛び込んでくる生徒が!
クラス全員で桜の木を切らないように懇願し、先生が大切にしていた桜の木を守ろうと、クラス一丸となって治療に取り組む。
先生にとっての桜・・・それは教師としての理想像だった。
生徒との距離感がわからなくなり、何もしてやれなかった生徒達へ、せめて満開の桜で送り出してやりたいと始めたのが桜の世話だったのだ。
先生の手紙によって人生が変わった大島優子と高橋みなみ。
お互いの事を話しているうちに、このままではダメだと思い病院へ。先生に敦子への手紙を書くよう強く勧める。
敦子の職場へ向かう優子とみなみ。先生からの手紙を渡そうとするが、敦子は受け取らないばかりかついには丸めて足で踏みにじる。
その瞬間、みなみは敦子の頬を叩く!
そして、涙ながらに父親とちゃんと向き合うよう訴える。が、それでも立ち去ろうとする敦子に対して、優子は手紙を代読して読み聞かせる。
「やめて」
敦子は絶叫し、走り去ってしまった・・・
公園のブランコでひとり佇む敦子・・・
そして、意を決して向かった先は病院だった。
病室のドアを開けると、そこには痩せ細った父の姿が。泣きながら父の元へ駆け寄る敦子。これまでのわだかまりは涙で洗い流されたかのようになくなり、父と娘の絆が戻ったのだった。
そしてついに卒業の日・・・
敦子と共に学校へきた先生の目にとびこんできたのは、手作りの花で満開になった桜の木だった。そんな桜の木の下で前田学級の卒業式が始まった。
クラスメイト達の感謝の言葉、そして以前先生が作詞作曲した「桜の木になろう」をみんなで歌う。
やがてみんなの心が一つになり、そして・・・
・・・というわけで、「桜からの手紙 ~AKB48それぞれの 卒業物語~」を最後まで見終えたんですが、敦子に手紙を渡すシーンや、父との再会、そして「桜の木になろう」の合唱は、見ていて自然と涙がでてきました。
特に、前田敦子・高橋みなみ・大島優子の3人のシーンは、それぞれの思いが激しくぶつかり合ってすごく迫力があったし、ぐぐっと引き込むだけの力があったと思います。
(そこが盛り上がらないと、父娘の再会に繋がらないわけで・・・)
ただ、最終回のストーリーってどちらかというと総集編のようなニュアンスが強く、それぞれのストーリーのあらすじ紹介でかなりの尺を使ってしまっていたのが残念でした。
(あれだけ丁寧にやっちゃったら、今までの放送は何だったの?ってなっちゃうし・・・)
あと・・・芝居に関してはメンバーの滑舌にかなりのバラつきがあって、中でも台詞が多かった麻里子様は見ていてちょっとしんどかったかなぁ。あれ?って思った相槌もいくつかあったし・・・
(いくら感情のこもった台詞だったとしても、言葉が滑っちゃうと時として入ってこない事があるんですよね。)
とはいえ、それなりに楽しめたし、20thシングル「桜の木になろう」がすごく好きになったので、9日間しっかり見続けて良かったなぁと思います♪
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そんな「桜乙女」を好演したAKB48メンバーが・・・こんどは再びヤンキーを演じるわけですよね(笑)
続編をやるからには「マジすか学園」以上にマジじゃないと面白くないし、ゲキカラ(松井玲奈)のよう強いインパクトを残すメンバーは出てくるのか・・・そのあたりも注目したいですね。