【写真集レビュー】芳賀優里亜写真集「赤×ピンク」
「仮面ライダー555」ではヒロインを演じ、「仮面ライダーキバ」でもダークヒロインを演じた芳賀優里亜さんが、映画「赤×ピンク」でフルヌードを披露したとどえらい話題になりましたが・・・本作は映画の世界観を踏襲しつつ、芳賀優里亜さんのヌードが掲載された写真集となっています!!
平成ライダーシリーズのヒロインで脱いだ女優さんっていたっけ?ってぐらい、とにかく第一報を聞いて驚いたわけですが・・・
結論から言うと、写真集の出来としてはイマイチです。
何かの作品でヌードを披露し、その流れを汲んで写真集がリリースされる・・・そうすると、全体の何割ぐらいヌードカットが掲載されていたら満足します?
100%は無理だとして、じゃあ最低ラインとして何%ぐらいなら妥協できます?
・・・多分、その妥協点を越える事はないでしょう。
そればかりか、そのラインを大きく下回っているからこそ、実際に手に取ってみてすごくガッカリしたんだろうなぁと私は思います。
愁いを帯びた表情、何かに怯えるような視線、作品の世界観を踏襲してすごくいい雰囲気を醸し出しています。多分、女優としての仕事なら及第点でしょう。
でも、この写真集の話題を聞いて想像するのは芸術性でしょうか?
作品の為なら脱ぐことも厭わない女優さん。そのプロ根性は素晴らしいと思います。だったらそれはあくまでも作品の中だけで脱げばいいのであって、こうしてスピンオフ作品を出して利益を得ようとするのであれば、それはそれでニーズに応えるべきであり、出来ないのであれば写真集なんて出すべきではないとさえ思います。
という事を踏まえた上で内容に入っていきたいと思いますが・・・
少しずつ衣装が下着だけになっていき、遂に・・・というところまでの流れは悪くないのですが、スケスケの上着越しの裸体。小ぶりだけど形のいい胸をしっかりと見る事が出来ます。・・・が、そのパートが長い。やっと上着を脱いだと思ったら色んな角度がついてもやもやが残り、またスケスケ上着が登場し、オールヌードになったと思ったら手ブラとかで隠しちゃう。
結局見えるんだけど、なんかしっかり見た気になれない感じで本編終了。
ラストは映画「赤×ピンク」からのカットって事で、オールヌードでのシャワーシーンや多田あさみさんとのベッドシーンをちょい見せして終了。
いかにも映画「赤×ピンク」のプロモーション用の写真集って感じで、すっごく消化不良な感じがする一冊になっています。
映画「赤×ピンク」
とりあえず映画「赤×ピンク」にも触れておきましょう。
簡単に言うと、訳ありな女性達がケージの中で戦う非合法のキャットファイトを舞台にした物語で、激しいアクションシーンと濡れ場がみどころになっています。
特に、主演の芳賀優里亜さんが劇中で体当たりのレズシーンを演じているという事で、色々と注目ポイントが多い作品です。
シャワーシーンもありますが、やっぱりレズシーンなんかは秀逸で、白い上着をそっと脱がされるシーンなんか、ゆっくりと胸が露わになり、乳首に一瞬布がひっかかって、それがはらりと落ちる感じとか本当にドキドキします。
作品としてはそればかりではないんでしょうが、やっぱりその手のシーンに魅入ってしまう・・・といった感じでしょうか。
写真集よりもこっちの方が迫力あるし、Blu-rayの高画質で芳賀優里亜さんのヌードシーンが見られるのであれば、本作に関しては写真よりも映画の方がオススメだなぁって思いました。
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