新生モーニング娘。といったところでしょうか。「Hello! Project ひなフェス 2015~満開!The Girls' Festival ~<モーニング娘。'15プレミアム>」の感想
以前、℃-uteがメイン回のひなフェス2015の感想を書いたんですが、今回はモーニング娘。’15がメイン回の分の感想です。
℃-uteの時は本番前のダンスの確認するを様子が収録されていましたが、本作では本番前に集合場所へと向かうモーニング娘。'15メンバーの姿、そして「がんばっていきまっしょい」っていう円陣組む様子が収録されています。
この公演の最初の曲って「青春小僧が泣いている」だったんですが、実際に福岡のハロコンで聴いた印象だと非常にノリにくいというか、イントロとかはすごくオイオイ言いやすいんだけど、「♪だから 私 笑って あげる」のところとか、個人的にはどうしたらいいのかわからなかったんですよね・・・
個人的にはどアタマはもっとノリやすい曲の方が良かったのでは?って気がします。
緊張気味だった℃-ute
モーニング娘。'15のパフォーマンス後にMCで出てきた矢島舞美さんと岡井千聖さんでしたが、ちっさー「パシフィコ横浜」が言えてないし・・・
なんかふわっとしてるなぁって思ったら、中盤の℃-uteの番になって自己紹介で甘噛みする舞美ちゃん・・・
さらに、ちっさーから話を振られた舞ちゃん(萩原舞)ですが、前の曲で転倒したらしく「緊張するよねぇ~」の返し。
大丈夫かなぁと思って見てたら、次の曲が「都会っ子 純情(2012神聖なるVer.)」で、歌い出しが舞ちゃんの台詞。
ちっさーの曲振りからいつものイントロ、そしていつもの台詞を言い始める舞ちゃん。その途中ですっとカメラに入ってきた腕が舞ちゃんに「前に行って」と促すように肩を押す。それに呼応して前に出る舞ちゃんでしたが、台詞終わりで一瞬「しまった」って表情してたのが印象に残りました。
ちなみにその腕の主はなっきぃ(中島早貴)。なんかちょっと浮足立った感のある℃-uteメンバーの中で、舞ちゃんをそっとフォローするあたりはさすがだなぁって感じがしたし、こういうのが℃-uteの良さだよなぁって改めて思いました。
(とはいえ、ミスが多かったのはいただけないんですけどねぇ・・・)
'15はRebornを意味するのか
モーニング娘。'14が'15になって変わったのって、単に1年足されたってだけじゃなくて、道重さゆみさんの卒業と12期の加入という転換点って考えたら、’14と’15ってまるで別物ってぐらい違っていて、さゆが率いた’14がひとつの到達点とすると、’15はさゆの歌割りも受け継がれ「新生モーニング娘。」といったところ。
個々の成長なんかもあって、これからまた新たな高みを目指して歩き始めた感じ。この先どんなモーニング娘。を見せてくれるのか非常に楽しみです。
天才?奇才?佐藤優樹
そんな中で、今一番注目したいのがまーちゃんこと佐藤優樹さん。
さゆの卒業後、一番変わったんじゃないかってぐらいしっかりしてきていて、前髪ができてからビジュアル的にも格段に良くなったし、歌唱力も磨かれてきていて、才能の塊みたいなコが徐々に頭角を現してきた感じ。
その声は複数で歌っていても、まーちゃんの声ってわかるだけの存在感。
あと、「わがまま 気のまま 愛のジョーク」から「ブレインストーミング」の繋ぎとかは「オイオイ」の掛け声を一人になってもやっていて、もはや独壇場って感じ。
ビジュアル的にも歌唱力的にもさらなる成長が見込める佐藤優樹さん。
今後のキーパーソンとして大いに期待したいですね!!
もはや「One・Two・Three(updated)」マニア(笑)
過去のライブ映像もひっくるめて、最近のモーニング娘。の楽曲の中では一番聴いたんじゃないかってのが「One・Two・Three」なんですが、前回書いた事も踏まえながら今回の感想を書いていこうと思うんですが・・・
ずーっと遡っていくと、田中れいなさんと鞘師里保さんがメインで引っ張っていく感じで、れいなの歌割りの大部分を石田亜佑美さんが引き継いだ感じ。
さらに、さゆの「(愛してるの)る」も引き継いでいて、この曲の重要パートはあゆみんにかかってたりするんですが・・・
少なくとも℃-uteプレミアムとの比較だったらこっちのが好き(笑)
勿論カメラ割りの違いもあるんだけど、ラストの「る」を言った後のあゆみんが、余韻の後に白い歯を見せて一瞬にこって笑うんですよね・・・
それがね、何とも言えないいい笑顔でして・・・色気たっぷりに歌うさゆみんとはまた違うあゆみんの色なのかなぁって思ったら、次はどんな「る」を聴かせてくれるのか楽しみだし、あゆみん流の「る」を極めてほしいなぁって思います。
という事で、℃-uteプレミアムとは違う観点からモーニング娘。'15プレミアムを見ていったんですが、円熟味を増す℃-uteとはまた違って、これからまた成長していくであろう過渡期のモーニング娘。'15といったところ。
同じ歌なのに新陳代謝を繰り返して成長していく様子を見る事が出来るのはハロプロならではの良さだと思うし、これが醍醐味なんだろうなって改めて感じました。
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